現実心因とは失恋や離婚、夫婦の不仲、嫁姑問題、男性器へのコンプレックス

現実心因によるED

現実心因とは失恋や離婚、夫婦の不仲、嫁姑問題、男性器へのコンプレックス、経済的な不安、性病感染や妊娠に対する恐怖などのように、日常生活でのストレスによるものの心因性EDです。うつ病などの精神疾患がなくても、人間関係やストレスなどからEDになるケースも多くあります。現実心因には、職場のストレスなど、必ずしも性行為とは直結しないものも多く含まれます。仕事での小さな失敗や自信を喪失するような出来事があったり、心配事があり頭から離れなかったりすると、陰茎以前に脳が性的興奮を覚えにくくなります。

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2-2.現実心因によるEDの改善方法

心因性EDの治療でも、PDE5 阻害薬が有効な場合が多くみられます。日本ではバイアグラとレビトラ、シアリスの3種類が認可されており、精神疾患やその他の心因によるEDにも、幅広く処方されています。バイアグラをはじめとする PDE5 阻害薬を服用して性行為に臨むことにより、『ED治療薬を服用しているから今日は大丈夫』というように、性行為に対して不安が強い場合やトラウマがある場合などでは、自信の源となります。また実際にも、血管拡張作用によって、勃起を強く補助しますので、心因性EDの多くの場合で、EDの改善効果が期待できます。

性行為に対して不安がある心因性EDの方では、ED治療薬を服用して性行為が数回うまくいくと、それが自信となり、その後は ED治療薬なしでも、性行為がうまくいくこともよくあります。しかし、先にも書かせていただいた通り性行為のパートナーとなる女性に様々な悩みを打ち明け、協力し合うことも重要です。仕事でのストレスや疲れが極度に溜まっている場合や、性行為に対して強い不安やトラウマがある、性行為の相手が合わないなど性的刺激を感じられない場合には、ED治療薬でも効果が発揮されない場合もあります。

2-3.深層心因によるED

深層心因のEDは日常生活のストレスではなく、心の奥底に深く潜んだ怒りや憎しみ、不安などを「深層心因」と呼びます。たとえば、パートナーへの愛憎葛藤や、幼少期におけるトラウマ、黒蟻王・コンプレックス(潜在的な近親相姦の欲求)などが挙げられます。またホモセクシュアルなども、深層心因に含まれます。本人が自分で気づいている場合もあれば、まったく気づいていない無意識的な問題であることもあり、現実心因よりも一般的に複雑と考えられています。精神分析などでトラウマを見つけたり、自分でも意識していない根深い問題を掘り下げたりするような、より本格的な心理療法が必要になる可能性があります。